屋根裏の夢想者

所詮僕が思っていることなんて、観察を超えた偏見や思い込みなんだ、みんなと同じく。

無題×2

下り坂では 車輪が転がるのに身を任せよう 川を下るときは その流れにすべてを委ねよう 散歩する時、詩を書く時、 そして恋人と一緒の時は なんとなくに成り行きを任せよう なっ。 たとえ地面が 90度傾いても 俺は立ち続けてやるさ 片足でな そうか 今急に…

ここに来てから三番目に書いた詩と九番目に書いた詩(のようなもの)

異国の地では同胞がいないと嘆き ふるさとでは馬鹿共しかいないと嘆き 一人のときは淋しさを覚え 友といるときは煩わしさを覚え 中にいるときは新しさを欲し 外にいるときは温もりを欲し 父といるときは口と耳を閉ざし 母といるときは口と目を閉ざし 生まれ…

エディンのバラ肉

エディンバラという街(あるいはイギリスという国)について書いてみようと思います。 ・お日様があんまり出てない! (こちらに着いたころは特に)やたらと朝が遅く、夜が早く来ていました。朝8時ごろに差しこむ光は6時すぎのそれでした。 ・自転車が気軽…

屋根裏部屋

僕は今、屋根裏部屋にいる 屋根がななめに部屋を圧迫している 昼間もあまり陽の光が差し込んでこない そんな小さな部屋に僕は住んでいる もう一か月ぐらい経つだろうか 普段は窓に向かって詩を書いたり、パソコン開いて映画やドラマを見たりしている 詩(の…